みんなは、外に出られないくらい暑い夏が近い未来に来るかもしれない!って聞いたらどう思うッキかー?
\おさらい!/
地球温暖化で夏はどうなっていくの?
九月になっても 暑い日が つづいていますね。 もし 「外に出られないほど暑い夏が 近い未来に来るかもしれない」と 聞いたら、 みなさんはどう思いますか?
いま、 地球温暖化によって 気温と 湿度が 年々上がっており、 人間の 体が 耐えられないほど 危険な 暑さに なってきています。
原因のひとつは、 車や工場から出る 二酸化炭素や、 電気をたくさん作るときに出る 温室効果ガスです。 これらのガスが 空気にたまり、 地球にこもった 熱が外に 逃げにくくなっています。
昭和のころは 「夏は暑いけど外で元気に遊ぶ季節」 という イメージでしたが、 今では 熱中症のニュースが 毎年ふえています。 だんだんと 「外で長時間遊ぶのは危険な季節」 になってきています。
また、 10年前と比べても 真夏日の数が増えており、 「昔より夏が長くて暑くなった」 と感じている人も多いです。
世界に目を向けると、 パキスタンでは 気温が50℃を超える日もあります。 ここまで暑くなると、 ふつうに仕事をしたり生活をすることも 危険になります。
アメリカでも、 夏は「楽しむ季節」ではなく、 「生き延びるための季節」 と言われるほどです。 熱波や 山火事が たびたび起きています。
そして、 日本でも 研究によると、 二千六十年ごろには 外でスポーツをすることが むずかしくなると 予測されています。
すでに 地球の 平均気温は、 約250年前の 産業革命から 1.1℃上がっており、 今も上がりつづけています。 このままでは、 もっと危険な夏が 来る未来を 避けることは むずかしいかもしれません。
私たちができることは、 エアコンの使い方を工夫したり、 車の利用を減らしたりして、 少しでも 地球にやさしい 生活を続けることです。

