




\おさらい!/
日本の「島」はなぜ「しま」と「とう」のふたつの読み方があるの?
日本には 島が たくさんありますが、 名前の読み方には 「しま」と「とう」の ふたつがあります。
たとえば 淡路島や 能古島のように、 昔から人が呼んでいた名前は 「しま」と読むことが多いです。
一方で、 礼文島や 硫黄島などは、 あとになって地図や記録に書かれた島で、 「とう」と読むことが多いです。
昔の日本では、 人々が 「○○しま」と呼んでいましたが、 日本には 島が たくさんありすぎたため、 地図や記録に 同じ読み方ばかりでは 区別が つきにくくなってしまいました。
そこで、 「とう」という読み方も使って 名前を 整理したのです。
ちなみに、 沖縄では 「しま」という言葉に “故郷” という意味もあります。 そのため、 島の名前だけでなく、 地域への 愛着を あらわす言葉としても 使われています。
みなさんの近くにある島は、 「しま」と「とう」 どちらの読み方でしたか? ぜひ 確かめてみてくださいね。
